シェフ 清水将:メゾン マム ペアリング クエスト
メゾン マムは、日本の次世代を担うシェフとコラボレーションし、過去にフランスの著名なシェフがメゾン マムのシャンパーニュとのペアリングで考案した歴史的なメニューを、再解釈で蘇らせるガストロノミックな企画「Mumm Paring Quest(マム ペアリング クエスト)」をスタートいたします。
THE CHEF
表参道の串料理店「デンクシフロリ」のシェフ、清水 将さん。
工学部をやめシェフになるための道へ進んだ、異色の経歴を持つシェフです。
「予測できる人生は送りたくなかった」
「食べ物のほうがもっと神秘的でワクワクした」
彼は当時を振り返りそう言います。
「デンクシフロリ」のシェフとして、和食とフランス料理を隔ててきた従来の壁を超えるような新しい料理スタイルをつくるべく、彼は挑戦を続けています。
THE RESTAURANT
2020年11月、「アジアのベストレストラン50」で日本1位の【傳】、そして日本2位の【フロリレージュ】がタッグを組んで新感覚の串料理の店をオープン。
コースに登場する皿には【傳】らしさ、そして【フロリレージュ】らしさをはっきりと感じる二つの要素が盛り込まれ、単品で食べればそれぞれのおいしさが、いっしょに食べれば、新しい味となって口に広がります。
日本、フランスから集めたトップシェフ目利きの食材を、フランス料理と和食の技法を駆使し、時に大胆に。
和の調味料を使ったハイブリッドな料理は、洗練されながらもどこか懐かしさも感じる味わい。臨場感あふれるキッチンを囲むカウンターで、新感覚の串料理をお愉しみください。
HIS VALUES
料理で一番大事なのは、美味しいものをつくること。
デンクシフロリ シェフ 清水 将
しかし、心を浮き立たせるような、好奇心を刺激するようなものでなくてはなりません。
シェフというのは終わりなき旅のようなものです。
私にとって、イノベーションは自分のビジョンを表現することです。
THE CHAMPAGNE PAIRING
今回メゾン マムがシェフに依頼したのは、偉大なフランス人シェフ、ジャック・マキシマンのメニューを再解釈するというもの。
ニースにあるホテル「ル ネグレスコ」で務めていたマキシマンは創作料理で有名で、色彩と香りにあふれる南仏にインスピレーションを得ていました。
清水シェフが惹かれたのは「花びらのフライ、オリーブオイルのマグロのムスリーヌ添え」に漂う、夏の地中海のアクセント。
この料理はもともと、濃厚なマグロのムースにフライにした花びらを添えた一皿でした。
清水シェフはこれをカツオのテリーヌでアレンジ。酢漬けにしたカツオにみょうが、シソの葉を添え、ミルフィーユのように仕上げ、デンクシフロリ風に串を使用。
花びらの繊細な天ぷらが仕上げのタッチを添えます。
「マム グラン コルドン」の豊かで力強い香りは、カツオによく合い、フレッシュなインパクトで花びらの天ぷらを理想的なまでに引き立てます。