メゾン マムのブリュット(辛口)シャンパーニュ
繊細で持続性のある泡により、舌の上でフレーバーが弾けます。複雑でエレガントなアロマの絶妙なバランスを感じさせるシャンパーニュです。マムのブリュット(辛口)シャンパーニュは、白、ロゼ、ヴィンテージのいずれも、マムのユニークなスタイルと優れた匠の技の賜物です。
メゾン マムのブリュット(辛口)シャンパーニュ
稀有な熟練の技
さまざまなタイプのシャンパーニュを区別する微妙な要素は、ワイン愛好家にとっては当たり前でも、初心者にはミステリアスな世界かもしれません。
シャンパーニュのアペラシオン(産地)と最終ブレンドに使用されているさまざまなブドウ品種の特性が、シャンパーニュのフレーバーとアロマを生み出す源です。テロワールだけでなく、ブリュット(辛口)、エキストラ ブリュット、セック、ドゥミセックの違いを知ることも重要です。さまざまな名前の背景にあるニュアンスをご理解いただくために、メゾン マムのシャンパーニュ造りの秘密を少し掘り下げてみましょう。
メゾン マムのワイン造りでカギとなる工程は、セラーの環境にあります。ワインは、さまざまな品種とクリュのワインを組み合わせる巧みなブレンドの後、セラーの中で何か月も熟成されます。これにより、ワインの個性が開花し、余すところなく表現されます。次の工程はデゴルジュマンです。これは、熟成中に自然に生じる有機物の澱を取り除く作業です。デゴルジュマンを行う際は、まずボトルのネック部分を氷結させ、澱を含む氷の塊にします。これがスパークリングワインの圧力で外に押し出されます。
グラム単位のエクセレンス
次の工程では、デゴルジュマンで除去されたワインの代わりに「ドサージュ用リキュール」を加えます。これは、サトウキビ糖をマムの熟成ワインに溶かしたものです。このドサージュ中の糖分が、シャンパーニュの性質を決定づけます。1リットル当たり32~50gの場合はドゥミセック シャンパーニュ、17~32gの場合はセック シャンパーニュ、7~12gの場合はブリュット(辛口)シャンパーニュと呼ばれます。ドサージュは高品質のワイン造りにおいて重要な役割を果たし、セラーマスターが求めるスタイルによって内容は変わります。
正確な成分比は企業秘密ですが、メゾン マムのシャンパーニュに使用されているドサージュ用リキュールは糖の量が比較的少なく、約6~9gです。これにより最終のブレンドでワインの官能的で繊細なキャラクターがフルに開花します。
この独自の専門知識が、メゾン マム独特のキュヴェを生み出します。
フレーバーの広がりは無限
マム グラン コルドンは、100を超えるクリュによる贅沢な最終ブレンドにより、ライチ、パイナップルなどの夏のフルーツのアロマを持ち、バニラ、ドライフルーツ、蜂蜜の香りが広がる、美しく複雑なアロマを奏でます。生き生きとしたフレッシュな味わいで、力強いフィニッシュが長く楽しめます。
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネなど120を超えるクリュのブレンドであるマム コルドン ルージュは、メゾン マムのエクセレンスと斬新なスタイルの象徴的存在です。味わいは、最初にフレッシュさが続き、次にフレッシュフルーツとカラメルの魅力的なアロマの余韻が残ります。
マム ル ロゼ は120を超えるクリュとスティル赤ワインのブレンドであり、ユニークかつ魅力的な力強いアロマを形作っています。従来のロゼ シャンパーニュの製造方法を用いたマム ル ロゼは、赤い果実の魅惑的な香りと上品なフレッシュさを持ち、アペリティフからデザートに至るまで理想的なワインとなっています。